中学生になり部活を始めると、小学生の頃と比べて生活が大きく変わります。
「部活が忙しくて勉強時間を確保できていない」「塾へ通わせたいけれど両立できるか不安」といった悩みを持つ親御さまも多いのではないでしょうか。
この記事では、中学生が塾と部活を両立させるためのコツと家庭でのサポート方法をご紹介します。
取り入れやすい具体策もお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。
中学生が塾と部活を両立するのは難しい?
中学生が塾と部活の両立が難しいと言われる理由は、主に以下の2つです。
・ハードな部活の練習で体力がもたない
・うまく時間をつくり出せない
運動系や大会を目指して取り組むような部活だと、練習がハードで塾と両立させるのは体力的に厳しいと感じる場合があります。上級生になるにつれ部活の練習量が増え、学校や塾の授業内容も難しくなるもの。「部活で疲れてしまい、帰宅後すぐに寝てしまう」というお子さまも少なくないでしょう。
体力がもたないお子さまの場合は、帰ってからの15分程度の仮眠や、思い切って朝型学習の習慣をつけるなどの対策がおすすめです。
また、学習時間をうまくつくり出せないことも、両立しにくい大きな理由の一つです。家で過ごす大半の時間をSNSやYouTubeなどに費やし、勉強が後回しになると「時間がない」と悩む原因になります。
時間をうまく使えていないお子さまには「時間はつくり出すもの」と伝え、スケジューリングを見直すことが大切です。
中学生が塾と部活を両立できる3つのコツ
中学生が塾と部活を両立できるコツとして、以下の3つを紹介します。
・勉強を習慣化する
・スケジュール管理をする
・すきま時間を有効に活用する
勉強が習慣化し、うまく時間をつくり出せるようになれば、忙しい中学生でも塾と部活の両立は可能です。上手に時間を使えることは、受験勉強のときや社会人になっても役立つスキルなので、早くから身につけておけると良いですね。
勉強を習慣化する
中学生が塾と部活を両立できるコツの一つは、勉強を習慣化することです。一日15分でも良いので勉強する時間を確保し、できる限り同じ時間に毎日実践します。
記憶は反復によって定着するため、毎日の積み重ねが大切です。習慣化するまでは、無理なくできる時間から始めて少しずつ延ばしていきましょう。
「学校から帰ってからすぐ」「夕飯のあと」など、すでに固定した動作にプラスさせると習慣化しやすくなります。
自分でスケジュールを決める
自分でスケジュールを決めることも、中学生が塾と部活を両立させるコツの一つです。部活や塾の時間、宿題の期限などを自分で把握し、計画的に進めていけるよう考えてスケジュールを組みます。
すべきことが明確になっているとメリハリがつき、勉強以外でダラダラする時間を減らせるようになります。
はじめは親が一緒に確認し、カレンダーやスケジュール帳を使って状況を可視化できるようにすると、計画が立てやすいのでおすすめです。意欲的に取り組めるよう、無理に予定を詰め込みすぎず「計画通りに実行できた」という成功体験を重ねていきましょう。
すきま時間を有効に活用する
中学生が塾と部活を両立するには、すきま時間を有効活用することが大切です。すきま時間とは、スケジュールを立てる際に見えてきた「通学時の移動中」や「寝る前」などの短い時間のこと。このすきま時間を、学校や塾の勉強をする時間としてうまく使いましょう。
すき間時間では教科書を読む、単語を覚えるなど、すぐに取りかかれるものや復習をメインに行うのがおすすめです。勉強をしていてわからなかった部分を塾で忘れず質問できるように、すき間時間を使ってメモしておくのも良いですね。
短い時間でも毎日積み重ねていけば、学力向上が期待でき、集中力も養われます。
中学生が塾と部活を両立するために親ができること
中学生が塾と部活を両立するために親ができることは、以下の2つです。
・部活に一生懸命な姿を十分に認める
・勉強に集中できる環境を整える
部活はお子さま自身がやりたいと思って取り組んでいるもの。好きなことに夢中な姿を親から認めてもらえると、自己肯定感が高まり塾との両立も頑張ろうと意欲がわくきっかけになります。
また、家庭内でお子さまが勉強に集中できる環境を整えることも大切です。お子さまが勉強するときはテレビを消す、一緒に何らかの学習や読書をするなど、静かに集中する空間を家族で共有するのも良いですね。
部活が忙しいお子さまには、家で受講できる塾のオンライン授業を取り入れることも一つの方法です。塾への移動時間を短縮でき、自分に合ったカリキュラムで個別指導が受けられるため部活との両立に役立ちます。
部活を続けるメリット
塾に通いながら部活を続けることは、中学生のお子さまにとって大きなメリットがあります。部活を通して得られることは、人として成長できる大切な経験ばかりです。
部活を続けていると「もっと上手になりたい」「思ったような結果が出ず悔しい」などの感情を抱いたり、仲間と衝突したりと多くの壁があるでしょう。さまざまな壁を乗り越えるための努力は、将来でも自分を支える大きな自信となります。
また、塾と部活、どちらも一生懸命に取り組んでいると生活にメリハリが生まれます。「勉強するとき」「休憩するとき」など時間へのメリハリをしっかりつけることは、集中力を高めるのに効果的です。
まとめ
時間の使い方を工夫し、うまくつくり出すことができれば、部活に忙しい中学生にも塾との両立は可能です。
部活の練習がハードで体力がもたない場合は、睡眠や休息時間をしっかりと確保しましょう。現状のスケジュールを見直し、勉強にあてられる時間がないか確認することも大切です。
塾と部活を両立させるコツとして勉強の習慣化とスケジュール管理、すき間時間の有効活用の3つを紹介しました。お子さまが集中して勉強に取り組めるには、ご家族のサポートも欠かせません。
中学生にとっては、「塾と部活」どちらも大切です。ゴールフリー江坂教室では、塾ができる両立のためのサポートとして、個別指導での授業を行っています。一人ひとりに合わせたオーダーメイドのカリキュラムを作成し、部活を頑張る中学生を全力で応援いたします。
自宅で受講可能なオンライン指導も対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。