先生からマンツーマンの指導を受けられる時間があることが魅力の個別指導塾。個別指導塾へ通うお子さまが行き渋ったり成績が伸び悩んでいたりすると、「先生との相性が良くないのでは?」と心配になりますよね。
この記事では、先生と生徒との相性の大切さや、親御さまができる対処法を紹介します。
お子さまが個別指導塾へ通っている、または検討中というご家庭は、ぜひ参考にしてください。
個別指導塾は先生と生徒との相性が大切
個別指導塾へ通う場合は、先生との相性の良さが大切です。先生との距離が近い個別指導塾は、授業で直接関わる時間が多く、相性次第で勉強へのモチベーションや成績が変わるといっても過言ではありません。
大人でも、就職したばかりのときに、指導してくれる上司との相性が仕事のモチベーションに大きく影響したという方も多いのではないでしょうか。お子さまも、個別指導塾の先生に対して同じように感じている可能性があります。
お子さまが塾へ行き渋ったりなかなか成績が上がらなかったりする場合は、先生との相性が原因となっていないか考えてみましょう。または、お子さまの方から「先生と合わない」と言い出すこともあるかもしれませんね。
先生との相性が良くないと感じる3つの理由
生徒が、先生との相性が良くないと感じる理由には、以下の3つがあげられます。
- 1.教え方がわかりにくい
- 2.質問しづらい
- 3.話し方や雰囲気が苦手
今後、お子さまと話をする際の参考に知っておきましょう。
1.教え方がわかりにくい
先生の教え方がわかりにくいと、相性が良くないと感じる場合があります。わかりにくいと感じる原因は、先生の教え方が生徒の学力と合っていないことが大半です。
難しすぎる言葉を使ったりテキストの内容をそのままの形で伝えたりなど、先生側に教え方の工夫がされていないと、生徒は理解が追い付かずつまらなく感じるでしょう。
2.質問しづらい
質問しづらい先生にも、相性の悪さを感じやすくなります。質問したときの対応が良くなかったり一方的な指導ばかりで質問の時間を設けなかったりする授業だと、先生への信頼感を持てずモチベーションも下がるでしょう。
生徒がおとなしい性格で積極的に質問できない場合もありますが、もう慣れても良い頃なのに質問しづらいというときは、先生側に原因がある可能性も少なくありません。
3.話し方や雰囲気が苦手
先生の話し方や雰囲気が苦手、というのも相性が良くないと感じる理由の一つです。たとえば、穏やかな性格の子どもには、早口でやや強い言い方をする先生は苦手意識が生まれるでしょう。一方で、活発な子どもにとっては、物静かな先生は居心地悪く感じるかもしれません。
また、小学校高学年から中学生といった思春期・反抗期を迎える時期の子どもは感受性が強く、些細なことが原因となる場合も。先生が悪気なくした発言や行動が引き金となり、「苦手」に発展したということも考えられます。
相性の見極め方と親ができる対処法4ステップ
先生との相性の見極め方と、親ができる対処法4ステップを紹介します。
- ステップ1.子どもの話をしっかり聞く
- ステップ2.自分で解決策を考えられるように促す
- ステップ3.塾長に相談する
- ステップ4.先生の変更を申し出る
個別指導のメリットは、マンツーマンでの指導時間があることや分からないことをすぐに質問できること。せっかく通うのであれば、メリットを活かせる時間にしたいものです。先生との相性を見極め、必要であれば変更を検討するのも一つの方法といえるでしょう。
お子さまにとって適切な判断ができるよう、参考にしてみてください。
ステップ1.子どもの話をしっかり聞く
まず先生との相性を見極めるのに大切なのは、子どもの話をしっかりと聞くことです。ついこちらから問いただしたくなりますが、子どもが話し出したら口を挟まず最後まで聞きます。話を聞くうちに、「先生の説明がわからない」、「先生の〇〇なところが苦手」など理由が見えてくるでしょう。
また、突然先生との相性を聞くよりも「先生はどのように授業をしてくれるの?」、「先生はどのような先生?」といった問いかけから始めるのもおすすめです。子どもにとって答えやすく、先生のことをどのように捉えているかがわかるでしょう。
ステップ2.自分で解決策を考えられるように促す
子どもからの話で理由が聞き取れたら、解決策を一旦自分で考えてみるように促します。すぐに親の方から先生の変更を提案するのではなく、「先生との関係はどのようにしたら良くなれそう?」と訪ねてみましょう。
成績が上がらない理由として、相性の良さが大きく影響することは間違いありませんが、「先生のせいで成績が上がらない」という考えを植え付けてしまってはいけません。今後、受験勉強をはじめ問題に直面した際に環境や人のせいにするくせがついてしまうことにもなりかねないので、子ども自身が解決策を考える機会をつくってみてください。
ただし、万が一先生やほかの生徒から本人が疲弊するほどの嫌がらせを受けているとわかった場合は、早急な対処が必要です。
ステップ3.塾長に相談する
対処法の3ステップ目は、子どもの話を聞いたうえで状況を塾長に説明し、今後の相談をすることです。先生との相性が良くないと感じていることに加えて、「ステップ2」で子ども自身が出した解決策についても話し、見守ってもらうよう伝えます。
今後の様子次第では、担当の先生を変えてもらうようお願いする可能性があることも相談しておくと良いでしょう。
ステップ4.先生の変更を申し出る
塾長への相談のあと、子ども自身も解決策を実践しているにもかかわらずも担当の先生との関係が改善されない場合は、先生の変更を申し出ましょう。事前に塾長にも伝えているため、早めの対応が期待できるはずです。
新しい先生に慣れるまでには時間がかかるかもしれませんが、相性の良い先生であった場合、見違えるほど変化が見られることも少なくありません。
まとめ
個別指導塾は生徒と先生との距離が近く、相性がモチベーションや成績アップに大きく影響します。お子さまが塾に行き渋ったり成績がなかなか上がらなかったりする場合は、先生との相性も考えてみてください。
「先生と合わない」と悩んでいる場合は、お子さまの話をよく聞いたうえで塾長へ相談しましょう。担当の先生が変わり、相性が良ければお子さまのモチベーションも高まって劇的な変化が見られる可能性もあります。
ゴールフリー江坂教室は、「わかりやすい説明」を心がけ生徒一人ひとりの特性に合った指導を行う個別指導塾です。
当教室では、先生と生徒との相性を適切に判断するためにも、初めに無料診断授業を実施しております。教室長自らお子さまと直接お話し、勉強への意識や苦手科目などを伺い最適な学習プランをご提案いたします。
個別指導塾をご検討の方は、ぜひ当教室の無料診断授業へお越しください。